仕事、ライフイベント、ボランティア活動、パーティーなどなど、様々な単位における物事の企画から実行までを支える重要なスキルの1つに「プロジェクトマネジメント」が挙げられます。
どこにいっても、どんな場面にも活かせる要素がたくさん詰まった「プロジェクトマネジメント」ですが、ビジネスにおけるプロジェクトの現場はまだまだ男性主体。
昨今の女性活躍推進なども背景に、女性プロジェクトマネジャー(以下、女性PM)が活躍する場面は以前より増えたとはいえ、女性PMの身近なロールモデルにはなかなか出会えなかったり、そもそも女性のキャリアの選択肢としてプロジェクトマネジャーへのチャレンジを考えることが少ないという現状もある様です。
PMI日本支部の女性会員、また、イベント参加率も10%を切り、もっとプロジェクトマネジャーとして活躍できる女性は多いのではないかと考えています。
継続してイベント共催を行っている プロボノ(仕事の経験を活かしたボランティア)のプロジェクトを推進する「サービスグラント」においても、スキル登録上の男女比率は男性54%と拮抗していますが、全体の進行役で支援先団体との窓口役も担うPMとなると男性比率が極めて高い傾向があります。
こうした背景から、すでに仕事でプロジェクトマネジャーを担っている女性がさらに自分らしく、働きやすく、楽しく活躍していく。これからプロジェクトマネジャーに関心を持ってチャレンジしていきたいと思う方々同士で、経験や疑問を共有し、女性PMの持つ多面的な面白さを探求するイベントを これまでに 3回開催してきました。
4回目となる今回のテーマは、 「オンライン時代のプロジェクトマネジメント ニューノーマルまとめ」
コロナ禍により、オンライン中心のプロジェクト進行が新しい当たり前になりました。 ビジネスの現場でも、プロボノでも、新たな状況にプロジェクトマネジメントのあり方を最適化することが求められる大変化の中、日々どんなチャレンジを重ねてきたのか?
新しいツールやアプリを使ってみたり、 コミュニケーションのやり方や時間を工夫したり、 オンオフの切り替えや気分転換の方法を模索したり・・・
参加者それぞれの試行錯誤を共有しながら、 ・「手応えを感じたよかったTRY」 ・「かけた努力とは見合う結果に至らなかったTRY」 ・「もう少しやり方を変えれば効果が出そうと可能性を感じたTRY」 を見返し、整理するプロセスを通じて、オンラインコミュニケーションの比重が高まる新しい時代のプロジェクトマネジメントの秘訣についてお互いに学びを深めていきます。
今回は新たな試みとして「共有・整理」「実践」の2回シリーズ です。 1回目は、それぞれのチャレンジと学びを持ち寄り整理するワークショップ。 2回目は、1回目に整理したTRYの中でも、汎用性が高く共有する価値の高い「HOW」をピックアップ。デモやロールプレイなど"プチ体験"の時間を持つことで、すぐに活かせるイメージをつかみます。(「オンライン時代のプロジェクトマネジメント ニューノーマルまとめ(実践編)」をテーマとして2021年8月中旬開催を予定しています。)
業界、年代、肩書きを越えて、PMに興味はあるが一歩踏み出せずにいる方から、以前にPMを担当されていた方、現在PMの役割を担っている方まで、 "女性×プロジェクトマネジャー"のキーワードにご関心のある方の参加をお待ちしています。女性PMの広がりに関心のある方であればどなたでもご参加いただけます。
Comentários